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vol.25 快適・在宅ワーク術

「家にこもる日々」が続きますね。在宅ワークに切り替わった方も、多いのではないでしょうか。わが家は15年以上、夫も私も自宅での仕事。職種は違いますが、1日中同じ家で過ごしています。今回は私たちが考える、在宅ワークのポイントを紹介します。

「仕事場」という意識を持つ

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私の仕事場は、リビングの一角。

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夫の仕事部屋。狭いながらも天井高があるので、居心地よさそうです。

例え自宅であっても、PCの前に座ったら「ここは仕事場」という意識を持ちます。仕事場だから、パジャマのままはNG。楽な恰好でよいけれど、“着替えて机に向かう”ことが、オンオフの切り替えスイッチになります。仕事場専用のマグカップを使う、ブルーライト対策メガネをかけるなども、スイッチになります。

午前中に集中する

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ローズマリーは集中力と記憶力を高めるハーブ。見た目も香りもさわやか。

自宅だと時間制限がないから、ついダラダラと夜中まで仕事。だけど翌朝見返すと、やり直しが多くて効率が悪い…。実はこれ、昔の私のパターンでした。
子供が生まれたのを機に、強制的に早寝早起き、朝方派に切り替わったのですが、これがよかった!清々しい朝の空気で、気持ちも頭もクリア、仕事が捗ります。なんでも午前中は「集中力のゴールデンタイム」と言われているそう。会社勤めの人は普段のリズムを維持すると、職場勤務に戻る際もスムーズです。

昼休憩はきちんと取る

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わが家の定番ランチはパスタ。作るのも片づけるのも楽!野菜をたくさん入れます

用意するのが面倒で、気付けば3時にお昼ごはん。そうなると夜ごはんも遅くなり、生活のリズムがどんどん崩れてくる…。平日朝昼晩の3食は、出来るだけ同じ時間にとるようにしましょう。体型維持にも役立ちます。
頭の切り替えのため、簡単なものを自分でパパッと作るのもいいですし、朝食と一緒にお昼のお弁当を作っておくのもいいですね。いずれにせよ、しっかりよく噛んで食べるのがポイント。午後も眠くならずに仕事が捗ります。

仕事中は相手と距離をとる

お互い、「オフィス」にいる時は話しかけないようにしています。夫婦というより、シェアオフィスメンバーという感覚でしょうか。緊急時を除き、用件はSNSのメッセージで連絡、もしくはメモをしておいてランチ時に話します。BGMも、相手に聞こえないような配慮が必要。
急遽在宅ワークになり、夫婦が同じスペースで仕事をする場合は、パーテーションなどで区切るとプライベートスペースが確保できます。
とは言え、今は子供の通う学校も学童もお休み。自由気ままな子供が家にいると、終日仕事に集中、というのは難しい。わが家は1歳から保育園に通っていたので、「子供との貴重な時間」と割り切り(自分に言い聞かせ)、夫と交代で仕事をしています。
仕事時間は減ったけれど、子供と一緒にのんびりおやつを作ったり、映画を観たり。先のことを考えると焦る気持ちはありますが、雨風が防げて、贅沢でなくても食べるものがあって、ぐっすり眠る場所がある。ささやかな日常に、あらためてありがたさを感じています。

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気持ちの良い仕事環境・子育て環境にしたくて、タカキホームで建てた通気断熱WB工法の家。家時間が長い今、改めてこの家に対して愛着がわいています。

渡部和泉 わたなべ いずみ

ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。

HP  https://www.cafemel.com/
YouTube  https://www.youtube.com/channel/UC4Or1MCWAnJGaH39gJsIQsQ

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