vol.35 収納を増やしたい
わが家は延べ床面積が30坪以下の、コンパクトな家。私の仕事柄、1階は料理の撮影スタジオとして使うことが多いため、出来るだけ家具もモノも少なくしています。2階は夫の仕事部屋や寝室、浴室などの生活空間。どちらも収納場所があまりないので、ほとんどの荷物はロフトに置いています。
荷物置き場として便利ではあるものの、作成中の書類や参考資料、ラップやホイルといった調理用消耗品を取りに、日に何度もロフトまで上り下りするのはちょっと面倒。
私の仕事場である1階に、もう少し収納場所があればいいなと思っていました。
効率よく仕事が進むように、より快適に暮らせるように。床の面積を狭めない、プチ収納スペースをつくってみました。
当初ロフトは、子供の遊び場として使えればとエアコンも取り付けたのですが、荷物が占領していてとてもそんな状態ではありません…。
1. 階段下を引き出しに
1階から2階への階段の1段目のみ、踊り場のように少し広くなっています。その下の空間を引き出しにしたら、書類を入れるのにぴったりなのでは?
ふと思いついたアイデアをタカキホームに相談してみたところ、「おまかせください!」と頼もしい返事をもらえました。
小さなリフォームながら、こちらの要望を丁寧に汲み取ってくれ、深さ10cmほどの引き出しが完成!私の大切なスペースになりました。
タカキホームは各種リフォームにも定評があります。
奥に柱があるため、引き出しは凹型。それでもA4の書類を保存するのに充分なサイズ。
引き戸を閉めれば見えなくなる、隠し引き出し。
2. 扉裏を活用
こちらは100均グッズを利用した収納術。既にやっている方も多いと思いますが、実際に使ってみると本当に便利!強力マグネットで、ホルダーをつけています。
フードコーディネーターの仕事柄、ラップやオーブンペーパーの使用頻度が高いのですが、ストック置き場が足りなくて困っていました。これなら外から見えないし、取り出しやすい。こういった便利グッズ、もっと探したくなりました。
両扉裏に取り付ければ、収納力がグンとアップ!
3. コーヒー棚
夫婦共通の趣味であるコーヒー。新しいコーヒーグッズを見るとつい欲しくなります。せっかくならかっこよく収納できる「コーヒー専用棚」があるといいよねと、タカキホームに作成してもらいました。
美しい板目の棚に並ぶ、お気に入りのコーヒーグッズ。目にする度、気分があがります。
ドリッパーによってコーヒーの味わいが変わるので、「今日はどれで淹れようか」と迷う時間も楽しいのです。
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。
HP https://www.cafemel.com/
YouTube https://www.youtube.com/c/cafemel