タカキホームの「キホンの家」
モデルハウスの見所をご紹介!
vol.4 東大和市モデルハウス
タカキホーム設計部の山崎さん(右)と鈴木さん(左)。
「ここは周囲を住宅に囲まれ、南側の光が採れない土地。どれだけ効果的に光を採り入れ、空気を流すか。太陽の緯度や風向きといった自然環境も含め様々な計算をした上で、窓の位置、高さ、数を決めました」。
鈴木さんが話すよう、確かに隣の家との間隔が狭く、南と東からの日差しはありません。けれど中庭や天窓からの採光で1階も2階も明るく気持ちのよい空間になっています。条件がよくない土地であっても、まずはプロに相談してみた方がよいのですね。
玄関が北方向で、左右後ともに家が隣接する立地。
中庭とバルコニーにはルーバーを設置。周囲からの視線を遮り、西日をやわらげてから部屋に採り入れる効果があります。
天窓をいくつか取り付け、採光と通風を確保しています。
注文住宅を建てる際には、床の素材からトイレの備品類まで決めることはたくさんあります。それは楽しい作業でもありますが、小さなサンプルやカタログだけでは判断できず、悩みの種になるのも事実。
面積によって色が違って見えたり、経年変化によって質感が変わったり。『想像と違っていた』という結果にならないよう、モデルハウスではフロアごとに様々な素材を使っています。
「2世帯住居をお考えのお客さまも多いので、1階の一部は畳エリアにしました。和紙製の畳で、色のバリエーションが豊富なため、洋室の隣にあっても違和感がありません。また、2階の床には防音材と床暖房を導入しています。機能面も含め、ご自身で体感していただくのが一番です」と山崎さんは話します。
モデルハウスのチェックポイント
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of model house
1階の床は、国産杉の無垢材。やわらかく、冬でもヒヤッとしない温もりがあります。黒の和紙畳はモダンな印象で、フローリングとも馴染みます。室内の壁紙には、天然素材でできたオガファーザーを使用。ウッドチップと再生紙が原料で、調湿性に優れ部屋の空気をきれいに保つ効果があります。
2階リビングの床は、ウォールナット材。天然材ならではの美しさが自慢です。
2階キッチンの床は、タイル貼り。床暖房が入っている部分と入っていない部分があり、違いを実感できます。
ロフトの床は、ナラ材。「ロフトは140㎝の高さ制限と、夏場の暑さを確認してください」と山崎さん。
玄関の床は、墨モルタル仕上げ。目地がないので、すっきりしたスペースを演出できます。
階段はメープルの積層材を使用。アイアンの手すりが、オープン階段を美しく引き立てます。
トイレは1階(左)と2階(右)で、壁紙や床材からトイレ本体、ペーパーホルダーまで違うタイプを採用。
タカキホームの大工が設計から手掛けた、オリジナルの家具。新居に合わせた家具のオーダーも可能。
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営業部の堀部さん
営業部の堀部さんにもお話しを伺いました。
「このモデルハウスが完成して2年が経ちますが、訪れるお客さまからは『木の良い匂いがする』、『空気がさわやか』、『夏場のロフトがそれほど蒸し暑くなく、通気断熱WB工法を実感できた』といった感想をいただいています。
普段はスタッフが常住していないので、見学は予約制になります。また、ご希望の方には宿泊も可能です(有料)。家づくりをご検討の方は、ぜひお気軽にいらしてください」。
西武拝島線「東大和駅」から徒歩約20分の場所にあります(駐車場完備)。モデルハウスの周りには、タカキホームの建てた住居が並びます。また、すぐ近くには関連会社「タカキ」の本社があります。
モデルハウスでは、各種セミナーやヨガなどのイベントも、不定期で開催しています。
宿泊の際には、お風呂(左)や洗面ルーム(右)も実際に利用できます。宿泊は事前予約が必要となります。
モデルハウスの見学、アクセス方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
タカキホームのモデルハウス
構造 木造通気断熱WB工法
地上2階建
敷地面積 110.32㎡
建築面積 55.12㎡(建ぺい率49.96%、許容50%)
延床面積 101.95㎡(容積率92.41%、許容100%)
1階 53.46㎡
2階 48.49㎡
設計:タカキホーム社内設計士
取材・文
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター。 著書に「季節の手づくりジャムの本」、「私サイズの小さなカフェ」などがあり、自宅で少人数制のお菓子教室「atelier mel」を主宰する。 東京の郊外に建てたタカキホームの注文住宅で、夫と娘の3人暮し。 https://www.facebook.com/ryouriwatanabeizumi/
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