vol.2 キッチン・そうじ編
フードコーディネーターという仕事柄、一番長く過ごす場所がキッチン。タカキホームにつくってもらったオーダーキッチンは、国産無垢材の床に、珪藻土とタイルの壁と、リラックスできる大好きな場所。通気断熱WB工法のおかげで、魚を焼いた後も臭いが残りません。簡単&エシカルなそうじで、心地よさをキープできたらいいな、と思っています。
【ティーバッグの再利用】
紅茶やお茶のパックは、抽出し終わったら捨てる前にもうひと働き。シンクや排水溝をサッと擦ると、汚れがきれいになります。特にオススメしたいのが魚焼きグリル。スポンジに比べて柔らかいので小回りがきき、魚のにおいもとれます。強く擦ると破けてしまうので気をつけて。これからの季節に出る、麦茶パックも活躍します。また、柑橘類の皮も同様に使えます。掃除後の香りもさわやか!
【古布でウェス】
食後のお皿やフライパン、油汚れを拭ったりするのに便利なのが、ウェス。古くなったタオルや洋服などを小さめにカットして、ビンに詰めています。半端に残ったキッチンペーパーも、ここに入れておけば使い忘れません。
【重曹・クエン酸】
キッチンのそうじには、自然素材の重曹・クエン酸を活用しています。油汚れには弱アルカリ性の重曹が、蛇口やシンクの水垢には酸性のクエン酸が効果的。どちらも100円ショップやドラッグストアで安価に購入でき、使い方も簡単です。
重曹
コンロやグリルにこびりついた汚れには、少量の水で溶いたペースト状の重曹をすりこみ、時間をおいてから洗います。重曹を溶かした湯に漬け込むのも効果的。
クエン酸
1カップの水に小さじ1のクエン酸を混ぜた「クエン酸水」をスプレーボトルに作っておくと便利です。水垢が気になる箇所にシュッとスプレーし、5分ほどおいてから水拭きすればピカピカに。※大理石やコンクリート素材には使えないので注意してください。
次回もキッチン編が続きます。
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師、漢方スタイリスト。
漢方薬メーカーや無添加食材宅配会社での勤務を経て、独立。
自然豊かな東京の郊外で、タカキホームで建てた家に暮らす。
HP https://www.cafemel.com/watanabeizumi
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