vol.5 キッチン・エコグッズ編
時短になって便利そう!と購入したものが、結果的にSDGsにつながった、というキッチンアイテムが多々あります。その中からおすすめのエコグッズをご紹介します。
【保温調理鍋】
15年以上愛用している、保温調理鍋。沸騰させた後、鍋を真空断熱構造の専用容器に入れると、余熱で火が入る調理器具です。火に掛ける時間が短く、専用容器に入れた後はほったらかしでOKなので、エネルギーの節約・時短になります。
上の写真は保温調理鍋を使った一皿で、牛すね肉とごぼうの赤ワイン煮。
手間と時間をかけた料理に見えますが、材料をザッと炒めて赤ワインなどと共に鍋に移し、沸騰させてから専用容器に入れて保温するだけ。余熱の力で、数時間後にはお肉が箸でほぐれるほどやわらかくなります。焦げつく心配もなく、安心です。
【食器洗浄機】
今の家を建てる際、手洗いよりも水の使用量が抑えられるということもあり、はじめて食洗機を導入しました。わが家は夕食後のみ使うので、時間はかかるけれど電力をより抑えられる「エコモード」で洗浄しています。
実際使ってみると、特にガラスやザルなどは手洗いよりも断然きれいに仕上がり、時短にもなる。買って大正解でした。
お皿や鍋の油汚れはウェスでサッと拭ってから食洗機へ入れると、地球にもやさしく、洗い残しもありません。
【コーヒーグッズ】
夫婦で大好きなコーヒー。コーヒーミルは電動を使っていましたが、時間のあるときは手動ミルでコーヒー豆を挽いています。ガリガリ挽く感触とただよう香りが癒やしになります。
中央にある水筒のようなボトルは、コーヒー先進国・ノルウェー発の「スティープショット」というコーヒー抽出器具。ペーパー不要で、最短1分でコーヒーを抽出できる優れもの。特に浅煎りコーヒーとの相性がよいです。
【オーブンシート】
クッキーやパンなどをオーブンで焼くときに使う、オーブンペーパー。使い捨てることにモヤモヤする、という方におすすめしたいのが、シルパン(シルパッド)というベーキングマット。洗って何度も繰り返し使えます。メッシュ状のマットは余分な油分を落としてくれるので、さっくりした生地に焼き上がるのも、メリット。
次回はお買いものについて書いてみたいと思います。
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師、漢方スタイリスト。
漢方薬メーカーや無添加食材宅配会社での勤務を経て、独立。
自然豊かな東京の郊外で、タカキホームで建てた家に暮らす。
HP https://www.cafemel.com/watanabeizumi
YouTube https://www.youtube.com/c/cafemel
エシカルなくらし index